野口クリニック 泌尿器科、皮膚科
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よくあるご質問


赤いおしっこが出た。どうすれば良い? 野口クリニックQ&A
男の子のおちんちんが腫れてしまった。どうすれば良い?
夜間のおしっこの回数って、どのくらいが正常?
包茎の手術について、教えて。
風俗でも性病はうつるの?
やけどした。医者に行った方が良いかどうか。
子供の足の裏に「ウオノメ」ができた。
水虫だと思って市販の薬をつけたら、かえって悪くなってしまったけど・・・。
おしっこの出が悪くなったので、泌尿器科を受診したいけど、どんなこと
をしますか。
排尿障害を起こす原因は前立腺肥大症だけなんですか?
日本人には前立腺癌は少ないと聴いたけど・・・。
前立腺肥大症を放置すると、前立腺癌になるのですか?
前立腺癌を早く発見するには、どうしたら良いのですか?
では何歳くらいになったら、前立腺の検査を受けたら良いのでしょうか?
最近勃起が不十分で夫婦生活に支障をきたすようになったけど、そういう人 は多いんでしょうか?
EDで受診したいんですが、どんな事をしますか?





赤いおしっこが出た。どうすれば良い?


目で見て赤いおしっこを「肉眼的血尿」と言います。「肉眼的血尿」が出たときには、とにかく泌尿器科を受診して下さい。「おしっこしても痛くないから」とか、「自然に止まってしまったから」とかで、来院されない方もみえますが、結石、ガンなど、早く治療しないといけない病気が、隠れている可能性が高いのです。とにかく診せてください。


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男の子のおちんちんが腫れてしまった。どうすれば良い?


当院では多い病気です。真性包茎に亀頭包皮炎が合併したものです。腫れの程度がひどくなければ、つけぐすりだけで、程度がひどければ、飲み薬も併用します。お母さんには解らないでしょうが、かなり痛い病気ですので、早めの受診して下さい。


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夜間のおしっこの回数って、どのくらいが正常?


年取ったから夜間何回も起きるのは仕方ないと思ってみえる方がみえますが、そうではありません。寝ている間に毎晩毎晩、2回以上起きたら、異常と考えます。そして夜間のおしっこの回数が増えるのは、必ずしも前立腺肥大だけではありません。夜間多尿と言って寝ている間の尿量が、若いときに比べて多くなるという状態もあるのです。


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包茎の手術について、教えて。


当院では包茎の手術もしています。流れとしては、

  1. 初診していただく。その時に手術の適応があるかどうか、手術の方法などについて説明します。そしてもし手術を受けられるという事になれば、手術に必要な血液検査をし、手術の同意書をお渡しします。
  2. 手術当日は昼食抜きで来院していただきます。消毒した後、局所麻酔をします。最初だけ「チクッ」としますが、後は麻酔の効いている所に針を刺しますから、痛くはありません。
  3. 手術の時間は約1時間くらい。全て吸収糸(溶ける糸)を使います。もし手術中に痛みを感じれば、麻酔を追加します。
  4. 手術後はペニスに包帯を巻き、そのまま帰れます。翌日はガーゼ交換に来ていただきます。その後の通院は傷の状態で決めます。
  5. 術後約1週間で傷が安定します。


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風俗でも性病はうつるの?


うつります。淋菌、クラミジアは男性では咽頭(のど)、尿道、肛門に、女性では咽頭、膣、肛門につくことができます。そのためオーラル・セックスでもうつるのです。オーラル・セックスで感染した場合、潜伏期間が長くなったり、症状が乏しかったりするので、むしろ診断、治療が困難な事もあります。


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やけどした。医者に行った方が良いかどうか。


水ぶくれ(水疱)ができたり、水ぶくれができなくても、やけどの範囲が患者さんの手のひら一枚分より大きかったら、医者に行くべきだと思います。また、首から上のやけどはどんなに小さくても、医者にかかってください。そして市販の薬だの、アロエだの、味噌だのをつけないこと。水道水で冷やすだけにして下さい。確かにアロエなどでよくなる場合もありますが、接触性皮膚炎(かぶれ)を起こす事も多いのです。


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子供の足の裏に「ウオノメ」ができた。


といって来院される方がみえます。確かに「ウオノメ(鶏眼)」の事もありますが、多くは「イボ」の事が多いのです。ウオノメは皮膚の保護作用ですから、当たる所にできます。イボはウイルスの感染症ですから、放置すると広がったりすることもあります。


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水虫だと思って市販の薬をつけたら、かえって悪くなってしまったけど・・・。


これもよくあるケースです。まずその皮疹が本当に水虫なのかどうか、診断する事が一番大切なこと。足にできる皮疹が全て水虫なのではありません。接触性皮膚炎の事も多いのです。またたとえ水虫だったとしても、状態によっては最初から水虫の薬(抗真菌剤)をつけると、接触性皮膚炎(かぶれ)を起こしてしまう事もあります。

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おしっこの出が悪くなったので、泌尿器科を受診したいけど、どんなことをしますか。


まずはお話をうかがいます。「おしっこをした後に、まだ残っている感じがしますか?」とか、「夜中に何回くらいおしっこをするためにおきますか?」とか、「その症状がいつ頃からありますか?」などということを、お聞きします。「この症状がなければ、楽なんですが・・・。」と正直に言ってもらうと、治療のポイントが絞りやすくなります。
その後、「エコー検査」をします。お腹に超音波を当てて、腎臓、膀胱、前立腺の形、大きさを診ます。    
この時同時に「直腸内指診」をします。肛門から指を入れて、直腸の壁越しに 前立腺を触診します。ちょっと抵抗があるかもしれませんが、前立腺肥大症か、前立腺癌か、おおよその見当をつける大切な検査です。  
エコー検査で尿が十分に貯まっていれば、その場で「尿流量測定」をしてしまいます。これは排尿状態を客観的に診る検査で、コンピューターとつながった便器に実際に排尿して、おしっこの勢いや排尿にかかる時間を測定します。  
その後「残尿測定」を行います。これは排尿した後に膀胱に残っている尿の量を測る検査です。エコーで診る事が多いのですが、尿道から細いチューブを入れて、実際の尿の量を測る事もあります。  
「尿検査」はもちろん行います。  
以上のことを初診で行ってしまいます。結果をご説明し、投薬を行う事もありますし、レントゲン検査の予約をしていただく事もあります。  
「レントゲン検査」は腕の静脈から、尿の中に排泄される造影剤を注射し、腎臓、尿管、膀胱の状態を撮影します。このときに採血を行い、前立腺癌の腫瘍マーカーである「PSA」のチェックも行います。

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排尿障害を起こす原因は前立腺肥大症だけなんですか?


いいえ、前立腺の肥大以外に、前立腺癌、神経因性膀胱、尿路結石、膀胱炎や尿道炎や急性前立腺炎などがあります。これ以外にも前立腺および尿道の過緊張、膀胱そのものの収縮力の低下なども、排尿障害を引き起こします。
泌尿器科というと、抵抗があるかもしれませんが、検査機器など泌尿器科にしかないものもあります。排尿障害の原因を正確につきとめて、早めに治療を始めれば、排尿障害の悪化を防ぎ、ひいては「生活の質」を落とさずにすむことにもなります。

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日本人には前立腺癌は少ないと聴いたけど・・・。


確かにこれまで前立腺癌は欧米人に多いとされてきましたが、日本でも患 者さんが激増してきています。1999年の統計ですが、50歳以上の日本人男 性の300人に1人が前立腺癌にかかっているのです。

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前立腺肥大症を放置すると、前立腺癌になるのですか?


前立腺肥大症は前立腺の内側(内腺)、前立腺癌は前立腺の外側(外腺) から発生します。ですから前立腺肥大症を放置しても、前立腺癌になることはあ りません。しかし前立腺肥大症と前立腺癌が混在することは、ままあります。

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前立腺癌を早く発見するには、どうしたら良いのですか?


前立腺癌は外腺から発生することが多いので、排尿障害などの症状が現れ にくい事があります。そのため自覚症状に頼っていたのでは、発見が遅れます。 やはり前立腺癌の検査を定期的に受ける事が大切です。血液でPSAを測定する 事で、かなり正確に診断する事ができます。検査で前立腺癌が発見される確率は、 肺がんや胃がんよりも高いのです。

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では何歳くらいになったら、前立腺の検査を受けたら良いのでしょうか?


50歳以上になると、排尿障害を起こす方が増えてきます。50歳を過ぎ たら、一度前立腺の検査を受けられたらどうでしょうか。また50歳以上の日本 人男性の300人に1人が前立腺癌ということを考えると、年に1度は前立腺癌 の検査を受ける事をお勧めします。

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最近勃起が不十分で夫婦生活に支障をきたすようになったけど、そういう人は多いんでしょうか?


ED(勃起不全)で悩んでいる方は決して少なくありません。バイアグラ発売以来、当院でも48人の患者さんに投与してきました。年齢分布は20歳代2人、30歳代4人、40歳代6人、50歳代18人、60歳代15人、70歳以上3人と、やはり50歳代以降に多いようです。
20歳代、30歳代の方は大体1〜2度のバイアグラの投与で、EDが改善するのか、長期間取りにみえる方は少ない。やはり定期的に取りにみえるのは50歳代、60歳代の患者さんのようです。しかし、当院でも最も若い方は25歳、最も高齢の方は75歳。もしEDでお困りなら、年齢は気にせずに、一度ご相談ください。

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EDで受診したいんですが、どんな事をしますか?


まずお話をうかがいます。この時服用してみえる薬があれば、お持ちください。バイアグラはとても良い薬ですが、併用してはいけない薬があるのです。それから基本的な診察をし、血圧測定、心電図、採血を行います。その結果が出るのに数日かかります。結果に問題なければ、再診されたときに、バイアグラをお出しします。この時服薬指導を念入りにします。実はこの服薬指導で「バイアグラの効果が変わる」といわれています。
またかかりつけの先生がおみえになり、血液検査、心電図をその先生にしていただいているのなら、そのコピーをお持ちになれば、それで代用しますので、初診日にバイアグラをお出しすることもあります。
診察を受けずに「バイアグラだけ欲しい」と来院される患者さんがみえますが、併用してはいけない薬があること、服薬指導の如何によってバイアグラの効果が変わってくることから、バイアグラだけをお出しすることはできません。

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